【セルフケア】体を自分で整える3つのセルフ整体!

【セルフケア】体を自分で整える3つのセルフ整体!|埼玉県入間市整体癒し処ゆうひ

こちらのページでは、当院のメイン整体施術である『操体法(そうたいほう)』をセルフで行うひとり操体をご紹介いたします。

 

整体院で覚えたひとり操体のおさらいや、整体院に行く前にお家でやってみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

【ひとり操体(セルフケア)をやる前に】

操体法は、症状に対して行なうものではなく、体の都合に合わせて行う整体です。肩こりにはこの方法を使って、腰痛にはこの方法を使う。というような症状別にアプローチするものではないということです。

 

それはなぜかというと、『正体(=整っている体)の状態は、病気はない』という考えがあるからです。

 

なので、ひとり操体でも、体のバランスを全体として整え正体の状態にすることで、肩こりであれ腰痛であれ、頭痛であれめまいであれ、そういった不調の症状は出なくなるので、症状別ではなく、全体を整えることを目的としています。

 

体のすべての問題は、運動系(動き)に表れる!

操体法のもう一つの考え方として、体のすべての問題は『運動系(動き)に表れる』と考えます。なので、目で見て歪みを確認するというよりは、体を動かすと今の身体の状態がわかるよ!というものです。

 

自分の力で自分の体の状態を判断できるというのが、操体法の大きな特徴です。

 

なので、慣れてしまえば「自分で歪みを確認出来て、どうしたら整うかも判断できる。そして、整えることまで出来てしまう」という所が最大のメリットです。

 

では、歪みや問題の判断はどうやるの?

その方法は簡単です。体のすべての問題は、体の動きに反映されるので、動かした時の体の感覚を聞き分けていくこと判断できます。

 

体を動かしてみることで、歪みや問題は特定できるようになっています。

 

どんな感覚を目安にするの?

目安となるのは、動かした時に感じる『』と『不快』の感覚です。

 

※快=気持ちいい、心地よい、楽など。不快=痛い、苦しい、辛いなど。

 

不快がある動きは『歪みや問題がある』というサイン、快がある動きは『歪みや問題が整う』というサインです。

 

感覚を活かして体を整えるって、どうすればいいの?

これも簡単です。体を動かし感覚を聞き分け、そこでわかった『快』の動きを行なうことで、歪みは整い、正体に戻っていきます。

 

ただし、簡単で単純だからこそ、『快』と『不快』の感覚に気づく力が重要になります。素直に感覚に耳を傾けられるかが大きなカギとなります。

 

動きの中で丁寧に感覚を聞き分け、素直に自分の感覚を受け取り気づいていくこと。そこがわかってしまうと、自分で身体を整え、自分の力で体調を元気にすることが簡単になっていきますよ。

 

では、基本の3つのひとり操体(セルフ整体)をご紹介したいと思います。

 

【セルフ整体@】膝倒し(体のねじれに)

『膝倒し操法』の流れ!

【動きの検査(動診)】
1.仰向けに寝て、膝を立てた状態で右に膝をゆっくりと静かに倒していきます。終わったら正面に戻る。

 

2.一息ついたら、今度は左に膝をゆっくりと静かに倒していきます。左右でどっちが『快』か『不快』かを聞き分けます。

 

【ひとり操体スタート】
3.姿勢は動診の時と一緒で、仰向けに寝て膝を立てた状態でスタート。

 

4.動診で分かった『快』の方向に、膝をゆっくりと静かに倒していきます。その時に、腰〜背中〜首と上に向かって動きが伝わるように動いていきます。

 

5.途中、一番『快』を感じれる角度やポイントがあったら、それ以上倒そうとしないで、その場で『快』の感覚を味わいます。10〜20秒ほど経ったら、ゆっくりスタート位置に戻り、そこでも10〜20秒休憩します。

 

〜これで終了〜
⇒また1.と2.で行った動診をしてみると、左右の動きに変化があると思いますので、確認したい人は確認してみてくださいね。

 

※もう一度やってみたい感覚があれば、繰り返しやってみてください。もういいかなと感じる時は、それで終わりにします。

 

 

上半身の力は出来る限り抜きつつ、ゆっくりと静かに膝を倒していきます。その時、『快』の感覚のあるポイントを通り過ぎないように丁寧におこないましょう。

 

【セルフ整体A】かかとつき出し(体の左右の傾きに)

『かかとつき出し操法』の流れ!

【動きの検査(動診)】
1.脚を伸ばし仰向けに寝た状態から、そしたら、スタートの姿勢に戻ります。

 

2.一息ついたら、今度は左のかかとを足裏の方向にゆっくりと静かに伸ばしていきます。膝〜腰〜背中〜首と動きが伝わるように動いてみます。左右でどっちが『快』か『不快』かを聞き分けます。

 

【ひとり操体スタート】
3.姿勢は動診の時と一緒で、脚を伸ばし仰向けに寝た状態でスタート。

 

4.動診で分かった『快』の方向に、かかとを足裏の方向にゆっくりと静かに伸ばしていきます。その時に、膝〜腰〜背中〜首と上に向かって動きが伝わるように動いていきます。

 

5.途中、一番『快』を感じれる位置があったら、それ以上かかとを足裏方向に伸ばそうとしないで、その場で『快』の感覚を味わいます。10〜20秒ほど経ったら、ゆっくりスタート位置に戻り、そこでも10〜20秒休憩します。

 

〜これで終了〜
⇒また1.と2.で行った動診をしてみると、左右の動きに変化があると思いますので、確認したい人は確認してみてくださいね。

 

※もう一度やってみたい感覚があれば、繰り返しやってみてください。もういいかなと感じる時は、それで終わりにします。

 

 

膝倒し同様に、上半身の力は出来る限り抜きリラックスしつつ、ゆっくりと静かにかかとを足裏方向に伸ばしていきます。その時、『快』の感覚のあるポイントを通り過ぎないように丁寧にゆっくりとおこないましょう。

 

【セルフ整体B】つま先上げ(体の前後のバランスに)

『つま先上げ操法』の流れ!

【動きの検査(動診)】
1.仰向けに寝て膝を立てた状態から、そしたら、元に戻ります。

 

2.一息ついたら、今度は左足のかかと支点にして、左足首をゆっくり静かに反らせていきます。膝〜腰〜背中〜首と動きが伝わるように動いてみます。左右でどっちが『快』か『不快』かを聞き分けます。

 

【ひとり操体スタート】
3.姿勢は動診の時と一緒で、仰向けに寝て膝を立てた状態でスタート。

 

4.動診で分かった『快』の足側で、かかとを支点にして、足首をゆっくり静かに反らせていきます。その時に、膝〜腰〜背中〜首と上に向かって動きが伝わるように動いていきます。(その最中に膝を倒したくなったら倒しても構いません)

 

5.途中、一番『快』を感じれる角度やポイントがあったら、それ以上反らそうとしないで、その場で『快』の感覚を味わいます。10〜20秒ほど経ったら、ゆっくりスタート位置に戻り、そこでも10〜20秒休憩します。

 

〜これで終了〜
⇒また1.と2.で行った動診をしてみると、左右の動きに変化があると思いますので、確認したい人は確認してみてくださいね。

 

※もう一度やってみたい感覚があれば、繰り返しやってみてください。もういいかなと感じる時は、それで終わりにします。

 

 

他のひとり操体と同様に、上半身の力は出来る限り抜きリラックスしつつ、ゆっくりと静かに足首を反らしていきます。その時、『快』の感覚のあるポイントを通り過ぎないように丁寧にゆっくりとおこないましょう。

 

ひとり操体Q&A!

ひとり操体やる上で、動き方のコツはあるの?

ひとり操体も、操体法も共通して、『ゆっくりと静かに動く』というのがポイントになります。

 

お風呂に入っている時、水面に波がたたないような動き方が理想です。あとは、時計の分針が動くようなスピードでやってみるのもオススメです。

 

『快』の感覚は、早く動いたり、雑に動くと感じられません。とある角度や位置や姿勢の中にあったりするので、そこを通りすぎないように、『ゆっくりと静かに動く』ことがポイントです。

 

 

そして、連動(身体の関節の繋がり)を感じながら動くことがコツです。体は全身で繋がっているので、動きが全身に伝わるように動くといいですよ。

自分に合うひとり操体は、どれを選んだらいいの?

これは単純です。感覚に聞いてみてください。

 

まずは動いてみる。動かしてみる。その時に、『快』の感覚があったり、「なんかこの動きがしたいかも」という感覚があるものを選んでください。

 

体に聞いて、快があればそれを選びましょう。

『快』の感覚がわかりません。何をやったらいいかわかりません。どうしたらいいですか?

そういう時は、『不快』を探します。たぶん不快な感覚の方がわかりやすいです。

 

『痛い、辛い、苦しい、つっぱる、違和感がある』というような動きを見つけて、その反対の動きで行ってみてください。

 

『不快』な感覚は、『快』の感覚を見つける為のヒントです。『快』がわからない時は、『不快』の反対をやると覚えておいてください。

ひとり操体は、一日にどのくらいやったらいいですか?

やる回数は特に決まりはありません。やりたい分だけやってもらって構いません。

 

あくまで目安としてですが、朝起きる時と寝る前に1回以上やることがオススメです。

 

基本的には、身体に聞くことが大切です。「もう一度やりたい感覚はあるか?」を身体に聞いて決めてみてください。

基本の3つのひとり操体以外にもあるんですか?

はい、たくさんあります。というよりも、動きで確認して、『快』の感覚のある動きを行うことが操体法になりますので限りなくあります。

 

例えば、顔を右に向ける動きと左に向ける動きでも『快』の感覚があれば、その動きでもひとり操体はできます。

 

大切なのは、動きで感覚を聞き分けて、『快』の感覚のある動きを行うことが操体法だという点です。色々遊び感覚で試してみるのも面白いと思いますよ。

 

人の身体は正しく設計されているから!

人の身体は元々正しいく設計されていて、本来の状態であれば不調も病気もない。これも大事な大事な操体法の考え方です。

 

なので、不調や病気を治すという考えではなく、不調や病気の出る必要のない元の身体の状態に戻せば、結果的に自然と治る!そのことを大事にしているのが操体法なんです。

 

そして、どうやって本来のバランスを取り戻すかも大切にしています。操体法は、自然な形で整えることがベストだと考えてます。

 

なので、コリをもみほぐして取ったり、骨格の歪みをポキッと矯正したり、外部から人間が強制的に体を変えようとするのではなくて、『動物が自然にやっているような自然の法則で整える原理』を使っています。

 

それが、自分でからだの声を聞き分けて、自分で体を整えるということなんですよね。

 

動物が本能的にやっていることを人間も思い出そう!赤ちゃんの時はみんなやっていた自然な整え方を思い出そう!それが操体法です。

 

自分で自分の体からのサインに気づければ、不調で悩むまで自分を追い込むこともなくなります。

 

そして、自分で自分の体からのサインを活かして本来のバランスに戻せるようになれば、肉体的にだけじゃなく、精神的にも不調に振り回されることがなくなります。

 

本当の意味で、健康な自分に近づく!と思うんですよね。

 

そして最後に。

操体法は、自然なことなのでシンプルです。複雑な手法もなければ、専門的な見方もほとんど必要ありません。

 

感覚という誰しもが感じているものから、素直に身体の声を受け取り気づく力さえあれば、誰でもできます。

 

 

想像してみてください。動物たちや赤ちゃんは、ストレッチ教室や何かのセミナーに出て、自分の体の治し方や見方を勉強していますか?特別な方法や最新の方法を取り入れてやっていますか?

 

そうですよね、自分の持っている力や自然の力で成り立っています。人間も大人も一緒です。

 

そういう本来当たり前にある力を忙しい毎日や我慢やストレスによって忘れてしまっているから、知識も豊富で医学も進んでいるのに不調で悩んでる現代人がとても多いです。

 

 

だからこそ、そういった力を思い出していくことが、現代人には特に必要だと思うんですよね。あなたはどう思いますか?

 

 

まずはこのひとり操体やこのページが、あなたにも大切な力を思い出すキッカケになったら嬉しく思います。ぜひ一度、感覚を聞き分けながら、ひとり操体を試してみてくださいね。

 

もし試してみて、変化を感じたり質問など出てきたら気軽にメッセージを送ってもらえたらと思います。そして、もっと体感してみたいと思った方は、実際に操体法を体験しに来てみてくださいね。

 

整体癒し処ゆうひ
佐藤知幸

【場所】整体癒し処ゆうひ(専用の駐車場有)

住所:埼玉県入間市小谷田506-1

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※駐車場もございますので、安心してお車でお越しください

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ドン・キホーテ 入間店(徒歩:10分・車:5分)

ラウンドワンスタジアム 入間店(徒歩:10分・車:5分)

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