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痛み止めでは良くならない?

薬って病気を治すものじゃないの?のページでは薬は症状を抑えるものとお伝えしました。ということは痛み止めも痛みを抑える薬ですよね。その名の通り、痛みを止める為のものです。

 

治すことは体の働きでおこないます。その間痛みに耐えるのがツライという場合に、助けになるものが痛み止めのだと思っています。来院されている方の中にも痛み止めで治ると思っている方がいます。

痛み止めは全身に作用する!

頭痛や腰痛など部位別・個別に薬が存在していると思いがちですが、実は、大きく違いはないと言われています。

 

もしかしたら気づいている人もいるかもしれませんが、実は、風邪でも怪我でも一緒の薬をもらっていることもあるんです。どういうことかというと、痛み止めは『消炎鎮痛剤』と呼ばれていて、風邪の時に熱を下げる解熱剤と同じなのだそうです。

 

全てではないですが、病気によって完全に薬を分けているわけではないということです。それと同時に、一部だけに作用するわけではないということにもなります。

 

風邪をひいて熱が出たときに服用する薬の効果は全身に作用しています。ということは、同じ薬で痛みを止めようとしても、腰だけとか頭だけとかのように、個別に効いているわけではないってことです。

 

薬を飲むということは、全身に作用しているということです。

血流が悪くなる?

炎症のある所を、温めると痛みが強くなった経験はありませんか?特に急性痛の場合は、温めることによって血流が良くなり、炎症部位に刺激が加わって痛みが増します。ですので、痛み止め(ものにもよりますが)は、炎症を抑えて痛みを止める為に、血流を抑える働きがあります。

 

血流が悪くなると、体温が下がって免疫も下がります。すると、冷えの原因になったり、風邪をひきやすくなったりします。痛み止めを常に服用することで、別の症状を起こす原因になる恐れがあるとも言われているのです。

 

 

それに、痛みを改善しようと思って使っていた薬によって血流が悪くなると、血流によって体の修復に必要な栄養や酸素がうまく供給出来ないことになりますので、逆に改善が遅くなる可能性があります。

痛みの改善は自己治癒力で!

痛み止めはあくまでサポート役です。あまりにもひどいときには使うこともありだと思っています。特に慢性的に頭痛に悩まされている方にとっては、痛み止めはなくてはならないものだと思います。ただ、常に服用することはおススメできません。

 

出来る限り体全体の状態や生活習慣を変えていって、自己治癒力をつかって本質的に体を楽な状態にすることが必要になります。

 

この情報は薬を完全に否定する為のものではなくて、薬に依存せずに自分でもやれることをやっていく必要があるということを知ってもらいたくて書きました。

 

薬について気になる方は、こちらを読んでみてください。薬剤師さんが薬の真実を書いている書籍ですよ。

 

薬を使わない薬剤師の 断薬セラピー 薬をやめれば、病気は治る
宇多川 久美子